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茨城大学考古学研究会
2017年3月~ 折越十日塚古墳発掘調査
折越十日塚古墳はかすみがうら市に所在する埴輪をもたない最後の前方後円墳として考えられてきました。しかし、詳細な調査は長らく行われてきませんでした。
そうしたなかで、2010年9月に明治大学・茨城大学による測量調査がなされました。そのさい二重周溝の可能性が示唆されました。今回は周溝の確認を主たる目的として約3週間かけ明治大学・東京学芸大学・茨城大学合同で発掘調査を行いました。
少し掘り下げると上の写真のようにトレンチャーによる撹乱がひどく、さらに周溝も深かったために予想よりも手間がかかりました。しかし、何とか調査期間中に終えることができました。畑に設置した3か所のトレンチより2重目の周溝が確認されましたが、古墳築造時の遺物は確認されませんでした。
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