ひたちなか市三反田1号墳・2号墳測量調査　2022年2月～3月

2022年の2月から3月にかけて、ひたちなか市の三反田1号墳および2号墳の測量調査を行いました。墳丘と周辺地形の測量調査を実施しました。

三反田1号墳を北からみた様子です。左側が後円部、右側が前方部です。

こちらは1号墳を南から見た様子です。周辺の地形は南東へ低くなる緩い斜面になっています。墳丘からは埴輪片も採集されました。

1号墳の前方部です。右上は平板を設置している様子です。

こちらは1号墳の後円部です。斜面に造られており、後円部の標高は前方部よりもやや低くなっています。

こちらは1号墳の南にある2号墳の全景です。1号墳よりも一回りちいさな前方後円墳になっています。左側(東)が後円部、右側(西)が前方部です。こちらからも埴輪片が採集されています。

2号墳の南側は急な斜面になっており、測量するのも一苦労です。その下の低地には那珂川が流れています。2号墳の墳丘上からは那珂川がよく見えます。

2号墳の北側の周辺地形です。北側には湿ったくぼみがあり、周溝の痕跡の可能性があります。今回の調査では2号墳の周辺地形の測量を完了させることができませんでした。ゴールデンウィークの測量調査で周辺地形の測量を実施する予定です。