茨城大学考古学研究会
Publication
『茨城大学人文社会科学部考古学研究報告 第13冊常陸国「建評」前後の古墳研究』増刷のおしらせ
茨城大学考古学研究会では、2023年3月に茨城大学人文社会科学部考古学研究室から発行された『常陸国「建評」前後の古墳研究―調査報告(墳丘・石室・遺物)―白河内1号墳 羽黒2号墳 有賀台1号墳 附・徳化原古墳』(茨城大学人文社会科学部考古学研究報告第13冊)を頒布用に増刷しました。
本書は、『常陸国風土記』に登場する香島「神郡」等が「建評」される際の地域の実態を探るために実施した、最後の前方後円墳と終末期古墳の測量調査報告に、7世紀後半の大型方墳、徳化原古墳の発掘調査成果が付録されています。「神郡」が切り取れた側の「那賀郡」域における7世紀前後の動きを中心に分析した科研報告書の増刷版に該当します。
装丁は、A4・86頁、写真図版8頁(オールカラー)です。下記の手続にてご購入いただけます。よろしくお願いいたします。
記
1.価格: 1冊 1000円 (送料別)
2.購入方法: 郵便振替による注文
以下の振替口座に、冊数分の代金と送料を添えてお振り替え下さい。
口座記号番号:00150-9-586704
名義:茨城大学考古学研究会(イバラキダイガクコウコガクケンキュウカイ)
・通信欄に「(ご希望の書名)」○冊分(冊数)とご記入ください。
・送料は3冊まで370円(レターパックライト)となります。
・領収書発行希望の方は、領収書名義を通信欄にご記入ください。
『茨城大学人文社会科学部考古学研究報告
第12冊-茨城県中央部の古墳調査-』増刷のおしらせ
茨城大学考古学研究会では、2018年3月に茨城大学考古学研究室から発行された『茨城県中央部の古墳調査―測量報告(墳丘・石室・遺物)―羽黒古墳 愛宕山古墳 三ツ塚古墳 徳化原古墳 附・磯崎小学校敷地内第1号墳』(茨城大学人文社会科学部考古学研究報告第12冊)を頒布用に増刷いたしました。
本書は、茨城県中央部において特に注目される前期~終末期の古墳について重点的に実施した測量調査等報告書です。まず、茨城大学考古学研究室も測量調査に参加した石岡市舟塚山古墳の測量報告が、このほど明治大学から刊行されておりますことから、茨城県域では双璧をなす中期古墳・水戸市愛宕山古墳について、現時点での把握状況を公表することといたしました。また、茨城県域には前期~中期に特異な壺形埴輪・器台形埴輪が知られています。本書ではこれに関連する小美玉市羽黒古墳・ひたちなか市三ツ塚古墳群の測量調査結果を報告します。さらに、2014年に当会が刊行した『常陸国那賀郡家周辺遺跡の研究』への接続研究として、終末期古墳・東茨城郡城里町徳化原古墳の墳丘と石室の調査を行いました。7世紀における「建評」過程を理解する上で重要な手がかりになります。以上の報告を通じて、地域においてどのような集団が古墳を営んだのかを具体的に考える好例を示すことができました。
装丁は、A4・91頁、写真図版4頁(オールカラー)です。下記の手続にてご購入いただけます。よろしくお願いいたします。
記
1.価格: 1冊 1000円 (送料別)
2.購入方法: 郵便振替による注文
以下の講座に、冊数分の代金と送料を添えてお振り替え下さい。
講座記号番号:00150-9-586704
名義:茨城大学考古学研究会
・通信欄に「茨城県中央部の古墳調査」○冊分(冊数)とご記入ください。
・送料は1冊300円(2~3冊で350円、4~5冊で560円:ゆうメール)となります。
・領収書発行希望の方は、領収書名義を通信欄にご記入ください。
シンポジウム発表要旨集
『北関東の豪族たち』
-前方後円墳の終焉と激動の7世紀―
2017年に栃木県壬生町にて実施した地域史シンポジウムの発表要旨集です。※品切れとなりました。
下記報告書『常陸国那珂郡家周辺遺跡の研究』をご購入の方にサービス致します。なお、本要旨集のみの方は要相談です。
ご希望の方はお問い合わせください。
(茨城大学考古学研究室 TEL:029-228-8113)
収録内容
篠川賢 「国造制研究の現状と北関東の国造」
栗原悠 「茨城県における律令期以前の歴史的景観復原
―水戸市台渡里官衙遺跡群周辺を中心に―」
田中裕 「茨城県域の古墳からみた豪族の動向」
小森哲也「栃木県域の古墳からみた豪族の動向
―栃木県県南部の終末期古墳へGO(Ver.2)―」
太田博之「埼玉県域からみた豪族の動向」
『常陸国那賀郡家周辺遺跡の研究』
茨城大学考古学研究会では、2014年3月に茨城大学考古学研究室から発行された『常陸国那賀郡家周辺遺跡の研究-報告編(地名・遺構・遺物)-』を、頒布用に増刷致しました。
本書はかつて郡家に先立つ豪族居館ではないかと新聞報道された、七世紀の堀囲施設等についての発掘調査報告書です。関連して、茨城県水戸市北部の地名調査成果と、古墳時代終末期の那賀国造墓と目される二所神社古墳の測量調査結果をあわせて収録しております。国造国から国郡制への移行と、官道の整備が地域でどの様に見えるのか、具体的に示す好例です。
装丁は、A490頁、写真図版5頁(オールカラー)です。下記の手続きにて購入いただけます。
よろしくお願いいたします。
記
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価格: 1冊 1500円(送料別)
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購入方法: 郵便振替による注文
以下の口座に、冊数分の代金と送料を添えてお振り替え下さい。
口座記号番号:00150-9-586704
名義:茨城大学考古学研究会
・通信欄に冊数をご記入ください。
・送料は1冊300円(2~3冊で350円、4~6冊で460円)となります。
・領収書発行希望の方は、領収書名義を通信欄にご記入ください。
シンポジウム発表要旨集
『古代常陸の現像』
-那賀郡の成立と台渡里官衙遺跡群-
2011年に茨城大学で実施した、シンポジウムの発表要旨集です。若干の残部がございますので、ご希望の方はお問い合わせください。
収録内容
川口武彦「台渡里官衙遺跡群における近年の調査成果」
田中裕・小林佳南子「茨大運動場地点で発見された堀状施設について」
橋本博文「古墳時代からみた豪族居宅の諸相」
大橋泰夫「国郡制の形成と台渡里官衙遺跡群の成立」
渥美賢吾「古代官衙をめぐる窯業生産と製品流通」
田尾誠敏「古代官衙成立期における関東の土器様相」
黒沢彰哉「常陸国那賀郡における古代瓦の変遷とその背景」
眞保昌弘「下野国における官衙遺跡の概要」
今泉潔「房総における地方官衙遺跡の様相」